偏頭痛には様々な原因がある~頭痛改善術~

生活習慣を見直し改善

背伸びする女性

セロトニンの血管収縮作用

日本人の約8%の方が発症しているのが偏頭痛です。慢性的な頭痛である偏頭痛は、文字通り頭の片方だけに痛みを伴います。しかし、頭の両方や後頭部にも痛みが表れる場合もあるほか、吐き気を伴う場合もあります。偏頭痛を改善するためには、まず発症原因を知る必要があります。発症原因は、脳に存在する神経伝達物質であるセロトニンにあります。ストレスや疲労を脳が感じると、セロトニンが分泌されます。セロトニンは血管を収縮する作用があり、セロトニン分泌後は頭部の血管は収縮してしまいます。しかし、分泌後しばらく経つとセロトニンは分解され始めます。血管を収縮していたセロトニンがなくなっていくため、今度は急激に血管が拡張され始めます。この急激な血管拡張が炎症を引き起こし、頭痛の原因となってしまうのです。一旦頭痛を感じるようになると、1〜2時間ほどは強い痛みを感じてしまいます。また、4〜72時間ほど頭痛が続くため、精神的にも大きな負担がかかってしまいます。それがストレスとなりセロトニンの分泌を促してしまい、悪循環に陥りやすいのが偏頭痛なのです。

女性がかかりやすい

ストレスや疲労によって分泌が促されるセロトニンは、ホルモンバランスの変化によっても異常分泌が引き起こされます。偏頭痛は男性より女性の方が発症しやすく、女性患者数は男性患者数の約4倍にも上ります。女性ホルモンバランスは妊娠や出産、閉経により大きく変化するため、男性よりも女性がかかりやすいのが偏頭痛の特徴です。また、セロトニンは中枢神経系にも影響を与えるため、視覚や臭覚、聴覚も異常を感じてしまいます。偏頭痛の方の多くが光や匂い、音に敏感になる原因は、中枢神経系が影響を受けているためです。セロトニンにより引き起こされる偏頭痛を改善するためには、日々の生活習慣をまずは見直すことが重要です。ストレスや疲労、ホルモンバランスの乱れは、生活習慣を見直すことで緩和させることができます。また、セロトニンはポリフェノールや亜硫酸ナトリウム、グルタミン酸ナトリウムなどが原因となり、過剰に分泌されてしまいます。ポリフェノールが多く含まれている赤ワインや亜硫酸ナトリウムが多く含まれているチョコレート、チーズは控えるようにしましょう。まあ、グルタミン酸ナトリウムは、化学調味料に多く使用されています。